砂糖菓子
・・・ 


・・・ 


思わず氷野クンの顔を見てしまった。 


「何?」

「これ・・・どうしたの?」


どう見ても捻挫じゃない。 


「捻挫だって!」


「嘘!捻挫じゃないよね?どうしたの?」


「なんでもいいだろ!」


そぅ言って何処か行ってしまった。 



氷野クンになにがあったのかな? 


なにも知らず聞いたのは無責任だったかな? 


謝らないと。 


そんな事考えたり、 


昼食を食べていたら、 


休憩時間が終わってしまった。 


午後からの練習試合が始またった。 


辛そうな顔もしず、 

FWの仕事をこなす。 


よく考えると、

氷野クンは楽しそうにサッカーをしない。 


足のケガ、 


何か心に傷があるって思った。 


なんかそう感じた。 


簡単に人に心を開かない、 

寂しそうな、 


なんか沙弥と似てる気がした。
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