**お隣さんで幼なじみ**



何で意地悪なクセに、そうゆうとこは優しいの…?


誰か私に敦司の取扱説明書を下さい…(泣)



「仕方ねぇな」


「え?」


「俺がお前をおぶってやるよ」


「え?ええ?」


「だ・か・ら、オンブしてやるよ」


「ちょ、いくらなんでもそこまで酷くない!」


「いや、泣いんだろ」


「もう泣き止んだから!」


「いいから」


「ちょおっ!うおっ!」



敦司は軽々と私を自分の背中の上に乗せた。




< 208 / 260 >

この作品をシェア

pagetop