**お隣さんで幼なじみ**


―翌朝―


やっぱり朝はダルい。

そんなことを考えて芽衣を迎えに行く。

これも俺の朝の日課。


…ー。。。


芽衣の家の前に着くと、芽衣が待っていた。


「おはよぉ〜!!」


「はーよ」


芽衣が俺の腕に絡み付く。

その度、俺は自分の愚かさを感じる。




しばらく歩いて学校に着く。

玄関とかでも女子がキャーキャーうるさい。


「朝からうっせぇな」


「敦司がカッコいいからだよぉ」


「ちげぇだろ」


そう言いながら教室に入る。

すぐ後から真綾が来た。


鳴海は朝練だ。

昨日は寝坊で真綾と一緒だったな…。

ムカつく。




それから1日、バスケ以外は憂鬱で、芽衣を送って家に帰った。


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