恋イマジネーション☆
王子様
「チョットそこのデブ。」
・・・なにかしら・・・。

「は・・・はい。何の用事でしょうか。」

何を言われるんだろう。

「アンタさっき琉様と喋ってたよねぇ。」

「喋ってまではいま・・・

「アンタデブの分際で琉様と喋るんじゃねぇよ!」

女の子なのに口が悪いわ・・・綺麗な方ね・・・

はっ!そうじゃない今私はピンチなんだ。

「あ・・・今後一切喋ることはないと思うので・・・。」

「はぁ?意味不明なんだけど。今ゥチはそういうこといってんじゃねぇのよ。」

「では一体・・・」

「はぁ・・・もおいいや面倒くさ。もう学校くんなよ。デーブ」

私は一体何をしたのでしょうか・・・

ガラガラ  ピシャッ

「失礼します」

あ・・・早坂様。

「あ・・・いたいた。えーっと花崎・・・さん」

え!私?

「はい・・・何でしょうか(ゴニョゴニョ)」

「だからもっとデカイ声で喋りなよ。はいこれ」

名札・・・あ、落としたんだ。

わざわざ届けに・・・

「んじゃ」

「あ!ちょっと待ってください!」

・・・私こんな大きな声でるんだ!

「デカイ声だせんじゃん。」

ニッコリと優しく微笑んでくれた。

「何?」

「あ・・・あの・・・お礼をしたいのですが・・・」

「ん?あぁ別に大した事じゃないしいいよ。」

「あの!今日夕食食べていってください!」

・・・え!何言ってるの?私!

「プッ・・・うんいいよ?」

「ではまた放課後に!」

「ん。ばいばい」
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop