恋時
恋涙の理由
ちょうど三年前の─春─


桜が満開の中学校に入学した心愛。

まだクラスだって一人じゃいけない。

クラスは1年C組だが何処にあるか分からなかった。

そんな時に咲が助けてくれた。


「えっと~黒崎さん?
一緒に教室行かない?」

心愛は少し戸惑いを見せながら答えた。


「うんっ!!」


教室に着くと知らない人がいっぱい。


けどその中に知ってる男の子がいた。

─南 樹─

心愛の初恋の人。
幼稚園の頃からの知り合い。で、幼稚園の頃からスキ...
今もまだ樹のことがスキ...

樹とは幼馴染み。


「アレ…?心愛じゃん♪」

ドキっ

樹が話しかけてきた。

「いっ樹...」

「へぇ~心愛も一緒のクラスかぁ♪」

「うん!よろしくー」

「おぅ」

ドキンドキンドキンドキン

心臓がバクバクしてるょ。


「ねぇー黒崎さん?」

咲が話しかけてきた。

「あっ!心愛でいいよ」

「うん♪あたしのことも咲ね。
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