闇と光 〔中〕

「違うわ。し・・・黒空のためよ」


「修羅だろ?俺らは全部知ってる。弟を理由に自分の本心を隠してるだけだ」


っ・・・。


図星のような気がしてしまった。


彼らに情がないというのは嘘かもしれない・・・。


過ごしている中で、


彼らを修羅ぐらい大事に思っていたのかもしれない。


「まあ、そうしていられるのも今のうちだ」


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