いけない恋

考えれば考えるほどわからなくなる…。
高校に入って、同じクラスになって、話すようになって……。
多分、気づいたらだったのかもしれない。
いつも近くにいたから気づかなかっただけで…それが当たり前だと思ってた。。
この修学旅行が終われば、大きな行事は受験くらいだ。
そしたら圭とはこの先ずっと一緒にはいられない…。
今から考えたくもないことなのに…仕方ないことだと自分に言い聞かせた。
修学旅行２日目もクラスで動いて、またホテルについた。
今日と明日は同じホテルに泊まる。
しかもまた２人部屋。
部屋を決めるときは圭から誘ってくれて、俺はすぐに答えを出した気がする。
それがとにかく嬉しかった。

『今日も楽しかったな！』


『うん。でも歩き疲れてくたくただよ…。』

『確かに(笑)明日も多分こんな感じだよな。。とりあえず風呂入る？俺昨日先はいったから、お前先に入れよ！』


『いいの？ありがとう！』

俺はパンツ一枚になって、風呂場に向かった。抵抗は少しづつなくっていた。
俺は背中を向いてたけど、圭はまた俺のこと見ていたのかな？