~秘密のフィアンセ☆続編~ 極道の世界たち



晴彦も、その情報を手に入れたに違いない。


だから、あんなに青ざめていたんだ。


「だからね、ジンたちも、佑斗さんの敵になっちゃうかも…」


「そんな…。で、竜二は?」


心臓が、バクバクしてくる。


「竜二はね、佑斗さんを尊敬してるから、敵には回りたくないみたい。でも、ジンとの友情もあるから…」


そうよね。


竜二は、板挟み状態って訳か…。


「で、でもジンが敵に回るって、決まったわけじゃないんでしょ?」


だいたい、この話しを知ってるの?




< 34 / 141 >

この作品をシェア

pagetop