どくたぁ&なぁす☆
「ぃた・・・・・・くない?」



え?



絶対あんなにふってきたら、



1本くらい刺さると思ったのに―――――



「・・っ・・・はぁ」



「え・・・」



流星くん!?



流星くんがあたしをかばうように



抱きしめてくれていた。



「ばか・・・か、お・・まえ・・は」



「グスッ・・・ごめんなさい。」



「ケ・・ガは・・・?」



「あ、あたしは大丈夫です!!
 それより、流星くん!」



流星くんの左腕には、



メスが1本刺さっていた。



「こんなの・・・どうってことない」



そう言いながら



メスをひっこぬいた。




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