どくたぁ&なぁす☆
「永久先生、町田さんです」



ひょこっと美月が、



カーテンの向こうから



顔を出した。





ドキッ―――――





いけない、いけない。



精一杯の笑顔で



「ん、わかった」



返した。



シャッ――――





「・・・・では、町田さん、こちらへどうぞ」



カーテンの向こうから、



声が聞こえる。



ドクンッドクンッドクンッ―――――



どうしたっていうんだ。



オレの心臓は。



こんなにも



脈が速い・・・・。



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