らっく!!



「2人ともっ!!いい加減やめてよ!!」


聞いてるこっちが恥ずかしいんだから!!


「重要なことだろ?これから先、美弦と付き合うには」


「そう言われると…」


妙に真剣に言う愁。


言い返せない…。


「美弦っ!!しばらくは愁と2人っきりなるの禁止だからなっ!!」


一方、紘一さんは理不尽な要求を突きつけた。


「もう、何でそうなるのよ――っ!!」


私は大声で叫んだ。


紘一さんの言うことは滅茶苦茶だったけど。


これからも私はそばにいていいってことだよね…?


15年分の誕生日プレゼント。


すべて渡せるその日までずっと親子でいようね…?


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