Bar GRANT
「私も行こっかなー」
金髪が言った。
「だって彼とヨリ戻したいし」
「でもよっぽどの気持ちがないと、入れてもらえないらしいじゃん」
「ミホは他の男とも遊んでるから、無理だね」
「ちょっ、ひどい言い草なんですけどー」
アハハハと笑う彼女たちの奥に見える窓の外が、だんだん雪景色に変わっていく。
よっぽどの気持ちがないと入れてもらえない…?
なぜ…?
俺は降りしきる雪を眺めながら、想像を膨らませた。