確信のない約束。【上】


「部屋、綺麗だね」
「昨日ダッシュで片付けた」

あ・・・やっぱり?(笑)



「凛~」
なぜか甘えたさんな真司。
すごく愛しく感じる。
「好きって言ってよ」
「やだよ・・・恥ずかしい・・・」
「誰もいないだろ?」
「じゃあ真司も言ってよ!」

するとあたしの瞳をまっすぐ見て、ためらうことなく


『好きだよ・・・』


とささやいた。





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