確信のない約束。【上】
「見ろ!凛!雪だ!」
「ほんとだ・・・」
ふたりがすれ違うまま、雪が降る季節が巡ってきた。
あたしは今も・・・樹を傷つけてる。
好きじゃないのに・・・
ゴメンね。
今日の授業は移動教室ばっかり。
あたしのクラスと、真司のクラスが合同。
だからいつも楽しみ・・・
席は自由。
唯が気を遣ってくれて、真司の近くの席に座る。
「あっ・・・」
消しゴム、落としちゃった。
真司の方に転がってく・・・