<完> 冬桜よ、散りゆけ  –諦めるべき恋なの?–
第四章 桜 中学三年生
 また眠い季節が。
 四月が来た。

 桜は最上級生の三年生に。
 海翔は二年生になった。

 桜はレギュラーとして活躍中。

 冬の大会では、市大会の三回戦まで進んだ。

 一見、へぼいと皆さんは思うだろうが、一勝するだけでも大変なのが現状だ。

 男子は県大会準優勝。
 しかし、設置校が少なく、いきなり県大会だ。


 さて、変な話はおいておこう。

 今日は男女ともに体育館で練習。

 男女別々にネットを組み立て、まだ部活は始まってない。

 パスやアタックの練習をしている人がいる。

 桜はコートに出て、ふとある人物が目に飛び込む。


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