<完> 冬桜よ、散りゆけ –諦めるべき恋なの?–
どうすれば、足の早い海翔から逃げ出せるか。
頭を使うしかない。
でも、どうすれば・・・
手をつかまれた。
間違いなく海翔の手。
しまったっと思いながら、止まって後ろを振り返る。
「やっぱ、桜は足遅いな。」
「遅くて当然よ。
それより、手離して!!」
「離さない。」
「どうして?」
「だから・・・」
また、二の句が継げない。
こんな態度に、さすがに桜も腹立つ。
頭を使うしかない。
でも、どうすれば・・・
手をつかまれた。
間違いなく海翔の手。
しまったっと思いながら、止まって後ろを振り返る。
「やっぱ、桜は足遅いな。」
「遅くて当然よ。
それより、手離して!!」
「離さない。」
「どうして?」
「だから・・・」
また、二の句が継げない。
こんな態度に、さすがに桜も腹立つ。