17歳の不良と6歳の殺し屋
男は走りながら会話をしていく。
男の目がキラリと輝いたかと思えば男は後ろに一歩引くようにして懐から数本のナイフを取り出し一気に平行に投げた。

「うらッ!!」


『ぐえッ』
『うわ!』
『ヒッ!』
『ぎゃ!』


それぞれの呻き声を上げて、そのナイフに当てられた大柄の男達が倒れていく。全て見事に喉元を貫いていた。そして倒れる肉体を通り抜けて、走り続ける。

「中々いい感じだぜ」

「ふぅん?」

男は笑いながら電話の相手と会話を続けていると周りに目を配らせた。


(…犬か?)


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