イケメンゴースト

純がゆっくりと袖をまくり始める。

やっぱりあった。
昨日も見た痛々しい傷跡が。
「気持ち悪いだろ?」
「ううん」

私は純の傷をさすりながら
返事をする。

昨日見たのに痛々しくて、
心臓がドクドクいってる。
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