イケメンゴースト

eternity sleep〜エイエンノネムリ〜☆


「純……」
「ん?」
「夏に会いたい…」
「ん。じゃあ行くか」
「うん」

私は純の乗る、自転車の後ろにまたがる。
そして、純のお腹に手をまわす。

「落ちんなよ」
「うん」


   「出発!」

純が片手を空に高く挙げる。合図とともに、自転車は動き出した。
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