イケメンゴースト


「純…疲れてない?」
「……んん。平気」

ん? なんか変だよ。
息づかいが荒いし。

純の額に手をあてると、すごく熱い。

「純? 立てる?」
「……んん」

「私の肩貸すから、とりあえず立って」

純を立たせて、車に乗せる。
私が運転席のハンドルを握る。
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