イケメンゴースト

とりあえず
タオルで汗を拭くけど、
どんどん出てくる。


このままじゃ、脱水症状にもなりかねない。


「純。口 開けて?」

純の口を開けさせて
持ってきていたお茶を飲ませる。

「……っげほっ げほっ」

でも、純はすぐにむせて吐いてしまった。

「大丈夫?……辛いね」
「………っはぁ……っ」

こんな辛そうな純、
初めて見た。
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