イケメンゴースト

「今から話すことで
 杏ちゃん、俺のこと誤解しないでくれる?」

   「わかった」

でも、なんか嫌な予感がする。


「俺は、ヤクザの組長なんだ。 それも5つのヤクザの。」
私の予感は見事にあったってしまった。

「1つは、『風雷龍フウライリュウ』って言うんだけどわかるかな」

風雷龍ってここら辺で知らない人はいないであろう程、有名なヤツだ。
< 302 / 346 >

この作品をシェア

pagetop