イケメンゴースト


「杏ちゃん。
 純は大丈夫。無事だよ?
何がそんなに心配なの……?」

「…純……ひっく……純…」
私は嗚咽の混じる声で
隆に言った。


「純…。純のところ行くか」
「…うん」
< 316 / 346 >

この作品をシェア

pagetop