イケメンゴースト

kiss☆


「杏。…杏!」

「ん? あっあぁゴメン。」
夏はもう、
メダカの世話に
とりかかっていて、
私の名前を呼んでいる。


私が謝ると、
 どうしたの? 
と手を握ってくる。

「ううん。なんでもないよ。」 
そう一言だけ言って
水道まで走って行く。
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