長ズボンの暇潰し

チョコ

私に甘いキスをする
このまま私のモノになって
くれたらいいのに
願っても、願っても
叶わないのはわかってる

プルルルッと電話の音で現実に戻る
嗚呼また胸がキリリと痛む
君は困った顔をして
電話に向かう
わかってる。
今日はこれで終わりか
日に日に短くなる私達の時間
終わりなのかも知れない

そんなこと考えてる間に君は
彼女の家に行く為に玄関へ
そして笑顔で別れる
君がいつも食べてるチョコを貰った

悲しい?
悲しいに決まってる
でも私が望んだこと
ダメなことってわかってる
だから私に罰が下るその前に
君の少しの時間を私に頂戴
君がくれたチョコは少しほろ苦いチョコだった
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