見知らぬカレと同居生活!?
その日の夜は、昼間抱きしめられた時の感触が消えなくて、
ドキドキしたままだった。

今夜も、快晴くんはギターを弾いている。

「………ねぇ。」

「あ?どした?」

昼間、なんで抱きしめたの?

とは聞けなくて、

「ううん、何でもない。
今日は、早く寝てね。明日も朝からアパート探すんだから。」

「はいはい。」

と、のんきな快晴くんの横顔を眺めながら、眠りについた。
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