黄色い笑顔




目をあけると手は
縛られていた。

動いても動いても
ほどけるわけがなかった

誰もいない

どこだろ?

どっかの倉庫?

さすがに制服だと
この時期は寒すぎる

何にも覚えてない

ハンカチをあてられた
ところまでしか






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