黄色い笑顔
私の隣



どうしよう…
隣誰だろう

きっと男子だよね
不登校になりそう…

はぁ…

ため息をついて隣に
来た子を見ると私の体は
氷がはりついたように
固まって
私の目はその子をずっと
見てる…

やばいって
隣がま…まさかの
木下くんぢゃん!!!!

怖いよ―!
どうしよう

テストカンニングさせろ
とか
ジュース買ってこいとか
パシりにされたら…

あっでも、木下くん
頭いいからカンニングには使われないね

私は頭の中で色々な事が
浮かんでいた

すると

「…に?」

「えっ?」

「だから、なに?」

私は頭で考えてる事に
夢中になり
木下くんを見てた事を
忘れてたっ!!!

「あっ…ごめん…
何でもないよっ」

「…………ふーん」


絶対に嫌われたよね?





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