あんな。めっちゃ、だいすきです。


…このままじゃウチ、ぜったい後者やなぁ。


今からあと何日で終わりってカウントはじめてもうてるもん。



リハビリ室で蔵本さんに会ってまうんちゃうかなって、怖いもん。


めっちゃビクビクしとるもん。


なんも身につかへん…それどころか、実習受からせてもらえへんかもしれへん。


ウチのグループで、ウチだけ留年して再実習、とか。


笑えへんなぁ。

なんか、どんどん考えがマイナスな方にばっかり行ってまう。


右と左。指先でひっぱったら、スルって、ふろしきの包みがほどける。



その瞬間…ポロン、て。



足の上に、何かが転がり落ちた。



「……あ、割り箸…」



いっちゃん、お弁当用のお箸どれかわからんかったんかな。


でもお箸、忘れんと入れてくれとってよかった。


女の子が手づかみ食いは、ちょっといただけへん。



そう思って拾い上げて…


…ハッて、なった。




割り箸の袋に、なんか書いてある。


ちょっとかすれた、油性マジックで。



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