シュガーズ
同情したような 哀れんだような 見下したような目
やめてよ
そんな目であたしを見ないで
「本当の自分と向き合って受け入れることに臆病になってるだけ 逃げてるだけ 違う?」
「………。」
あぁ この感じ
前にも同じようなことがあったな
゙何がしたい?"
゙何がこわい?"
あたしのそう言ったのは秦野君
よっこちゃんと彼は同じ目であたしを見る
見透かされてるような感覚
「まぁ……関係ないけど」
何も言い返せないあたしに背中を向けるよっこちゃん
秦野君には言い返せるのになんでよっこちゃんには言い返せないんだろ
同じようなこと言われてるのに……
「あんたがどんなでもあたしは好きだよ」
「………え?」
「澪のこと 大好き」
さらっと恥ずかしいことを言うよっこちゃん
あたしは目頭が熱くなる
彼女の前では素を出せる 素のあたしを受け止めてくれるっていうこと?
同情なんかじゃなくてあたしを好きでいてくれるの?
「……澪梨ちゃん?」
「え……あぁ お疲れ様」
くーちゃんの声で我に返る
「じゃあ また」
あたしの呼びかけによっこちゃんは背中を向けたまま手を振る