片翼の羽
私は、お兄ちゃんに殴られ続け、その時に身に付けた“絶対的な笑顔”で誤魔化していた――――


“何を言われても平気”

“友達が居るし”


うわべだと分かって居ても、裏切られてると分かっていても、私は自分自身を騙し続けていた――――――


全ては嫌われない為―――――


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