美男子症候群!?


「う。は、はい……そうです。ちなみに、できればいま現在も危険なので、3メートルほど離れていただけると、大変ありがたいです」




これ以上恥をぬりぬりしても、たいして変わらないよ。


ということで、おそるおそるお願いしてみる。




「3メートル? なんで」



「ええと、3メートル離れていれば、顔を見ても鼻血が出ないので」



「……なるほどな。そういうことか」




ほっ。


拓海くん、わかってくれたみたい。



でも、あれ?


なんか離れてくれる様子が全然ないんですけど。




「俺は離れるつもりがないから、おまえが我慢しろ」




出ました俺様ドS!


ここあたしのホームなのに、なにゆえ我慢を強いられますか!




「お、お願いだから離れてください~。さっきすごい量の鼻血出しちゃったし、次また出たらあたしの命に関わる……」



「ムリなら目でもつぶっとけ。顔見なけりゃいいんだろう」



「うっ。おっしゃる通りです……」


< 317 / 329 >

この作品をシェア

pagetop