美男子症候群!?
「う。は、はい……そうです。ちなみに、できればいま現在も危険なので、3メートルほど離れていただけると、大変ありがたいです」
これ以上恥をぬりぬりしても、たいして変わらないよ。
ということで、おそるおそるお願いしてみる。
「3メートル? なんで」
「ええと、3メートル離れていれば、顔を見ても鼻血が出ないので」
「……なるほどな。そういうことか」
ほっ。
拓海くん、わかってくれたみたい。
でも、あれ?
なんか離れてくれる様子が全然ないんですけど。
「俺は離れるつもりがないから、おまえが我慢しろ」
出ました俺様ドS!
ここあたしのホームなのに、なにゆえ我慢を強いられますか!
「お、お願いだから離れてください~。さっきすごい量の鼻血出しちゃったし、次また出たらあたしの命に関わる……」
「ムリなら目でもつぶっとけ。顔見なけりゃいいんだろう」
「うっ。おっしゃる通りです……」