美男子症候群!?
「このくらいがちょうどいいかも」
ちょうどいい? それは好みってこと?
みんなのミスター拓海くんが、あたしの頭に手を置きながら好みだと?
どうしようなにコレどんなサプライズ!?
これはもう、死んで悔いなし……っ!
あまりの驚きとうれしさで、息をするのも忘れちゃって、足元がフラついた。
「おい。大丈夫か、野宮」
倒れそうになったあたしを、拓海くんが抱きしめるみたいに支えてくれて、
あたしは彼の香水の香りと温もりに包まれた。
サプライズの連続に、体と頭がついていかない。
この距離はヤバい、絶対にヤバい。
どうヤバいかって、生死にかかわるくらいのヤバさ。
離れなきゃって思うのに、体が動かない。