美男子症候群!?


あわわわ、どうしよ~。


なるべく平静を装おうとしてるのに、どんどん挙動不審になっちゃうよ~。


目線は斜め上か斜め下だし、声裏返るし、完全に変なコだよ~。




「気にしないでください! あたし敬語がクセで、むしろこれが標準語っていうかね!」



「ぶはっ。なんだそれ」




ひゃーっ。


拓海くんがウケてらっしゃる!


笑顔が見たい! 美麗スマイルを目に焼き付けたい!




でもそれは、あたしには自殺行為にしかならないの。


いまほど自分の鼻の軟弱な毛細血管を恨めしく思ったことはございません。




「面白いな、野宮って」



「そ、そうかな? あはっ。ありがとう」




これ、褒められてるんだよね?



ってゆーか、そろそろ限界なんですけどー。


これ以上拓海くんと2人でしゃべってたら、せっかく止めた鼻血が再び発射準備はじめちゃうんですけどー。

< 41 / 329 >

この作品をシェア

pagetop