すっぱちゃっぷす☆
「ね、愛人!あたしを花に例えると何?」



「はぁ?何だよ、急に!」




「いいじゃん!考えてよぉ」



驚く愛人は無視して、あたしは言った。



「う~ん…」




目線を天井に向け、首を傾げて愛人は考え込んでる。



うひゃー!


愛人、なんだろ!



なんて答えるんだろーッ!



あたしは目をキラキラさせて、愛人からの返事を待った。




「す…」




そして愛人の口が開いた。




「関谷は、鈴蘭だな」



「……鈴蘭?」



自信満々な愛人とは違って、あたしは首を悩ました。


< 10 / 276 >

この作品をシェア

pagetop