すっぱちゃっぷす☆
マイティー先輩は
白い歯を見せて…



「いや…体育の授業中、
美しい花を見つけたんだ。」





ふわ…


マイティー先輩は
制服の胸ポケットに入った花を
そっと私の髪につけた。



黄色い花…?



「これ…コスモスですか?」




マイティー先輩は、
微笑みながら頷いた。



「黄色いコスモス、似合うよ。
花言葉も君にピッタリだと
思ってね」



マイティー先輩は
私の耳元へ口を寄せる。



ちちち…近いよッ!!!!!!


マイティー先輩の美しい顔が
すぐそこにぃ…!!!




思わずきゅっと目を閉じた。








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