すっぱちゃっぷす☆
でもその後―…

何回練習しても
私は愛人にバトンを渡せなかった。


愛人の目が忘れられない…


失敗したら

また呆れられる…



そう思えば思うほど
バトンは落ちてしまった。



そして



――カランッ!




また…落ちた…



もう愛人の顔を見る勇気もない。



私の足は
ついに止まってしまった。






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