アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
“ごめんね。
センセー、外出中”


こんな札一枚残して、どこかへお出かけ。


だから、めいっぱい、さっきのことを話せるハズなんだけど……。


「藍ちゃん。
その話は、もーいーよぉー……」


情けない声を出し、あたしは更にお布団の中で丸まった。


「柊真のことは、もう思い出したくない」


これが、本音。


「あんなヤツは、もう知らんっ!!」
< 145 / 547 >

この作品をシェア

pagetop