アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「俺のことが好きって……。
コレ、ドッキリか!?
ま、まさか……な」


びっくりしたように、キョロキョロとあたりを見回している。


無理もない。


急にそんなことを言っても、信じてなんてもらえないよね。


だからあたしは、自分で涙をクイっとぬぐって、それからポケットに手を入れた。


ポストに入れようとしていたところを見つかって、それからポケットに入れた封筒。


それを「はいっ」と、柊真に手渡す。


「な、んだよ」


怪訝な顔をして受け取る柊真。


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