アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
その顔が……。


ハートのシールをとって、手紙を読んだ瞬間……。


「はっ……」


ため息とともに、くしゃっと歪んだ。


「マジかよ……。
つか、コレ……」


手紙をつかんだ手を額にあてて、天井をあおぐ。


それから柊真は、あたしの目をちゃんと見て……。


「俺だって。
おまえのことが大好きだよ。
バーカ!」


思いっきり、あっかんべーをした。
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