アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】
「……え?
嫉妬?」


「そーだよ。
悪いか」


柊真はプイっとそっぽを向いた。


「誰が、誰に?」


「……おまっ。
俺のことをおちょくってんのか?」


わなわなわな……と震える体。


地獄の底から響くような声。


「俺が陽太に、に決まってんだろ。
このチビがぁ!」


グリグリグリっとこめかみに当てられる柊真の両手。


グーの指が突き刺さる。


「痛い、痛い、痛いっ」


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