♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
「だいぶ暗くなったね」

みんなで騒いでるうちに、すっかり日が暮れてしまったみたいだ。

ぼんやり窓の外に目をやるあたし。



「本当だ。あっという間だね」

ジュースが入ったコップを持ったまま振り返る愛菜。

「みんな、うちに泊まってきなよ。時間気にしなくていいじゃん」

「そんな訳にいかないって…
あたしは、家に帰るよ。」

「マジで?」

「うん、今日はありがと!」

荷物をまとめて、立ち上がるあたし。

あたし、これ以上いないほういい気がする。

いろいろ気まずいし…



「今度、うちにも遊びに来て!」

「うん」

まっすぐ愛菜を見て言った。

部屋を出る時に、チラッと瀬戸内の姿を確認する。

あたしは、これでいいんだ。



「じゃあ…またね」

出口まで来てくれた愛菜と、その後ろの三人に小さく手を振った。
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