♂ vs ♀ ~男女寮戦争~《完》【続編完結】
外は、もう真っ暗だ。

今日は、すごく疲れた…

大きくため息をついて、街灯がポツポツ光る道路を歩いていく。

こんなはずじゃなかったのに…

暗い道をうつむいて一人で歩くあたし。



「牧村さん!」

後ろから聴こえた声に振り返る。

「彩木…」

「俺も帰るよ。女の子一人じゃ危ないじゃん」

「あたしは、大丈夫だと思うけど…」

そっけなく言ったけど、追いかけて来てくれてホッとした。

やっぱり、暗い夜道はなんとなく淋しい。
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