A Time Limit

過去~考え直し~





言われて、はっとした。








『杏里は昔俺と会ったことを覚えていない』









やべー






まじでやばい……のか?








でもいずれは思い出してほしいからいつ知ったって別になんてことはない、よな?









そう思って杏里を見ると、








理由はわからないが頬を紅潮させてさっきからぶつぶつと「なんで?なんで?」と呟いていた。









それがちょっと面白かったりも……する。









てか俺は何キャラだよっ






って突っ込みたくもなる。










「俺、とゆうか俺たち、
小さい頃会ったことあるよ」










言った途端、杏里は発狂しだした。









いや、驚きの声をあげた、のが正しいかな。














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