からっぽの恋

二人の関係

気がついたら朝だった。

カーテンの隙間から

朝日が零れる。


隣には昨日助けてもらった

男の人が

スヤスヤ眠っている。








ホテルに帰るはずが


『眠いから…送れない。
オレん家に来て。』


そう言って私の手を掴み

歩きだす彼。



驚いたが、自分も疲れていた。

彼のマンションにも

すぐ着いたので

そのまま二人で眠った。



何十階建てかな…

絶対高いよ。


彼の部屋は最上階だった。



ってか、私…

何してるんだろ?
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