雪の華、君の香り、君ヲ想う
「ホンマにそう思うんか?」


「ああ。」


「そうか。」


真治の答えに、素っ気なく答える鉄成(啓)。


「ちょっと啓!!」


佳奈は鉄成の反応に慌ててつっこむ。



「じゃあ、俺帰るわ。」


「えっ!? 
瑠香ちゃんに会って行かないの?」


「うん、じゃあ。
鉄成も頑張ってな。」


「おう。」


「ちょっと!!」


止めもしないで見送る鉄成、
佳奈は一人あたふたしているうちに、
真治は部屋を出て行った。


< 278 / 304 >

この作品をシェア

pagetop