雪の華、君の香り、君ヲ想う
しまった!!
余計なこと言ったかなぁ・・・?


佳奈は自分が言ったことを後悔した。
そして何とかしようと出た言葉・・・


「瑠香ちゃんには
真治がいるじゃない。」


「えっ!?」


「ねぇ?」


「うん。」


その言葉で瑠香は笑った。



佳奈は胸が痛んだ。
庇ってくれる人がいない瑠香にとって
この話はあまるにも酷だったはず・・・

それで咄嗟に真治の名前を出した。
真治にまた重圧を伸しかけてしまった。

でも、瑠香を落ち着かせるには
そう言うしかなかった。


ごめん真治・・・



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