雪の華、君の香り、君ヲ想う
何も言えない、言い返せない
そんな子供ほど怖い。

自分の中で溜め込んで、
少しずつ心が侵されていく。


高志くんの場合は、
まわりの声が辛くて苦しかった。
近所では評判の良い男の子。

自分は良い子でいるしかない、
いなくちゃいけない。


本当は良い子じゃない・・・


本当は良い子でなんかいたくないのに・・・






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