桜が散る日
北山さんは私を遮った。



「あ、そうだ。これ」






そう言って
私に封筒を手渡した。


「妹宛だ。頼むよ」




「…あ、はい」





「さて、
見苦しい姿を見せたね。

じゃあ、もう基地に行くよ」




北山さんは
玄関へ行こうとした。




「あ、あの!」

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