ガー ネ ッ ト ~不良少女の憂鬱~




「あ、

なんか用があったんじゃないですか?」


一緒に部屋を出たことを思い出す。





「ああ、買い出し。」




「なるほど」




「オマエも来るか?」



「片桐だ」



「いいじゃねーか」



「あたしは遠慮しときます」



「そうか」



スーパー"うさぎとカメ"の中に入ると、


2人別々の場所へ行った。




――――何を作ろうか。


元女総長とは言っても、

料理くらい出来る。



姉ちゃんに

「女の子は料理できないと生きてけない」


と言われたものだから

やるしかなかった。










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